韓国の「ハンバーガー病」家族、発病前に集団感染地・沖縄に旅行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.10 14:10
韓国でいわゆる「ハンバーガー病」をめぐる検察の捜査が難航している。ことし7月、被害者がマクドナルド韓国支社を告訴して始まった捜査は、100日近く進められたにもかかわらずハンバーガーと発病の因果関係を確認することができなかった。
新たな変数も登場した。肝臓に重篤な疾患を併発させる溶血性尿毒症症候群(HUS)の診断を受けた2人の子どものうち、1人の家族が昨年の発病約1週間前に日本沖縄を旅行していたことが確認された。当時、沖縄ではハンバーガー病の集団発病があった。
ハンバーガー病の疑いと関連し、マクドナルド韓国支社を相手取った告訴事件は計4件(5人)になる。このうち、医学的にHUSの診断を受けた子どもはAちゃん(5歳、女児)とEちゃん(2歳児、男児)だ。他の子どもは下痢・血便および出血性腸炎症状を示すにとどまった。