「映画『軍艦島』、国粋でも親日でもない…強制徴用扱った初の商業映画」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.09 16:42
韓洪九(ハン・ホング)聖公会(ソンゴンフェ)大教授が2日、メディアトゥデイのインタビューで映画『軍艦島』をめぐる論争に関し、「リュ・スンワン監督が国粋映画に見えるのではという不安感があると話していた。この程度なら健全だと考える」と述べた。
まず韓教授は「映画を楽しんだ。シナリオ上で心配したが、思っていた以上によくできていた。柳監督のIDが『アクションメーカー』であり、リュ・スンワン式に描かれていた」と話した。
『軍艦島』をめぐる論争については「日本の蛮行をあまり描かず、相対的に親日派を浮き彫りにしていて、『親日映画ではないのか』という批判もあった」とし「実際、大衆が接することになった日本帝国主義の末端は朝鮮人の親日派だ。李完用(イ・ワンヨン)など高い地位の親日派でなく、日帝についていく末端の人たちが最も残忍だった。国籍別に見てはいけない」と述べた。