潘基文国連事務総長「環境整えば訪朝も検討」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.30 11:10

潘基文（パン・ギムン）国連事務総長は２９日、「適切な環境が整えば、北朝鮮を訪問するなど私が直接関与することを検討している」として北朝鮮問題に対する介入の意向を明らかにした。潘事務総長はこの日、ソウル市内のホテルで開催されたソウル平和賞授賞式での受賞演説を通じ、「平和で非核化された韓半島建設のために私に与えられた任務を全うする準備ができている」としてこのように話した。

潘事務総長は続けて、北朝鮮に対し「核兵器放棄と韓半島非核化のための国際社会の要求に耳を傾け世界的な価値と人権尊重を通じて住民の生活を改善するよう願う」と促した。

潘事務総長はまた、領土・歴史問題をめぐる北東アジア地域の緊張と関連し、「指導者が自制しながら対話と協力、歴史に対する正しい認識を通じて問題解決を追求しなければならない責任がある」と指摘した。