<母娘失踪事件>殺害動機、金の行方…謎の残る事件

<母娘失踪事件>殺害動機、金の行方…謎の残る事件

2008年03月11日09時52分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  失踪した4人の母娘は遺体で発見された。容疑者とされる李昊星元プロ野球選手は、漢江で自殺した。しかし事件を取り囲む疑問点は次々浮上する。どうして罪もない4人の母娘を無惨に殺害したのか、共犯はいたかなど、ミステリーとして残ることになった。

  ◇殺害動機は=李元選手の自殺に殺害動機の壁にぶつかった。李元選手は自殺直前、光州広域市にいる自分の兄に遺書を送っている。しかし具体的殺害の動機は指摘していない。現在まで明らかにされた情況をもっては100億ウォン台の借金をした李元選手がお金の問題でキム・ヨンスクさん(45)と3人の娘を殺害したものと推定されている。しかしどうして外に出ていた長女まで誘い出して殺害したのかは明確に説明されていない。ただ完全犯罪を夢見たものと推定されているだけだ。警察が通話内訳を分析した結果、次女、三女の携帯電話はずっと消えていた。長女は先月18日夜の12時ごろソウル鍾路区貫鉄洞で携帯電話で母親のキムさんと通話していたことが明らかになった。以後、キムさんと長女の携帯電話は全員電源が消えた。

  しかし翌日午前、全南和順で長女の携帯電話の電源が再び入り、信号がキャッチされた。キムさんの携帯電話も先月20日、忠南公州(チュンナム・コンジュ)市で最後に信号がキャッチされた。警察は李元選手が自分の足取りを隠すために本人のものではなくキムさんと長女の携帯電話を利用して電話をしたものと推定している。

  ◇自殺はなぜ=李元選手の遺体が発見されたのは10日午後2時ごろだ。検死した警察は、約12時間前の10日未明に死亡したものと推定している。打撲傷など明らかな他殺の跡がなく、自殺だと推定している。前日の9日、マスコミは失踪事件を大々的に報道した。これを見た李元選手が迫り来る警察捜査網に逃げられないものと思って自殺したのではないかという推定が可能だ。国科捜関係者は「飛び込み自殺の場合、水の流れと水温によって腐敗の程度や水に浮び上がる時間が大きく左右されるが、10日午前 3時ごろ自殺したものと推定される」と明らかにした。今まで明らかにされた李元選手の最後の行動は先月25日、光州で母親と暮らす兄に電話をかけたことだ。

  ◇共犯はいるのか=共犯がいるのかどうかについても謎に包まれている。警察は「CCTV分析結果、先月20日キムさんの乗用車を駐車場に止めた男と、先月18日、かばんを運び出した男の着衣は違う」と発表した。したがって李元選手の犯行に協力した第三者がいる可能性もある。捜査チーム関係者は「CCTVに同じ人でも印象が違うように写ることがあるので、まだ断定は早い」と明らかにしたが「共犯も捜査対象」としている。

  ◇消えた金の行方は=失踪3日前の15日、キムさん名義の定期預金1億7000万ウォンが解約されて引き出されている。警察は10日、この金額はキムさんがマンションの入居保証金の残金として家主に支払う金額と一致するということを確認した。支払い期限は同月20日だった。不動産仲介業者Aさんは「昨年10月の契約当時、キムさんと李元選手が一緒に訪ねて来た」と明らかにした。このため契約条件を把握していた李元選手がこの金を狙った可能性もある。またキムさんが昨年、自宅を売って得た3億6000万ウォンのうち2億ウォンを除いた残りの金の行方もわかっていない。

  



  
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