失踪した4人の母娘は遺体で発見された。容疑者とされる李昊星元プロ野球選手は、漢江で自殺した。しかし事件を取り囲む疑問点は次々浮上する。どうして罪もない4人の母娘を無惨に殺害したのか、共犯はいたかなど、ミステリーとして残ることになった。
◇殺害動機は=李元選手の自殺に殺害動機の壁にぶつかった。李元選手は自殺直前、光州広域市にいる自分の兄に遺書を送っている。しかし具体的殺害の動機は指摘していない。現在まで明らかにされた情況をもっては100億ウォン台の借金をした李元選手がお金の問題でキム・ヨンスクさん(45)と3人の娘を殺害したものと推定されている。しかしどうして外に出ていた長女まで誘い出して殺害したのかは明確に説明されていない。ただ完全犯罪を夢見たものと推定されているだけだ。警察が通話内訳を分析した結果、次女、三女の携帯電話はずっと消えていた。長女は先月18日夜の12時ごろソウル鍾路区貫鉄洞で携帯電話で母親のキムさんと通話していたことが明らかになった。以後、キムさんと長女の携帯電話は全員電源が消えた。