韓経:韓国民の経済苦痛最高…「引き締めても暮らし厳しい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.17 11:22
2019年己亥年をわずか2週間後に控え世界の予測機関が出した見通し報告書を見るとインフレに割かれた部分が1980年代初め以降の35年あまりで最も多い点が目に付く。負債とともにインフレは10年間に金融を緩和し金融危機を克服した超金融緩和政策の代表的な後遺症に該当する。
世界の総負債は164兆ドル(約1京8589兆ウォン)に達する。世界の国民の総所得の225%で、金融危機発生直前に比べ12ポイント急増した。来年には世界景気10年好況局面が終了し所得まで増えなくなると予想されることから、「負債危機の年」になるとみる予測機関が多い。
インフレは多様に分類される。どこから提供されたかにより「需要牽引インフレ」と「費用上昇インフレ」に分かれる。主に前者は景気過熱、後者は賃金と原油価格上昇などから提供される。証券市場の立場では費用上昇より需要牽引インフレが発生する時に株価が高く形成されるのがこれまでの経験だ。