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【コラム】政争の中で袋叩きにあった韓国宇宙開発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.08 12:56
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先月31日早朝、米フロリダ宇宙基地から民間宇宙船スペースXが打ち上げられた。この日午前、韓国の科学技術情報通信部は報道資料を出し、「ムグンファ衛星5Aの打ち上げに成功した」と発表した。しかしこの発表を切ない気持ちで眺める人たちがいた。大田(テジョン)の韓国航空宇宙研究院(航宇研)の科学者たちだ。報道資料にある表現一つから航宇研の人たちの内心を読み取ることができた。「衛星はフランスの衛星製作企業タレス・アレニア・スペースが製作し、米国の民間ロケット会社スペースXが打ち上げた」。航宇研の人たちだけではない。インターネット上に掲載された記事に関する書き込みにも「フランスの衛星」「米国の打ち上げ」を嘆くコメントが続いた。

韓国には高度3万6000キロの静止軌道に乗る通信衛星を製作する能力がないのだろうか。ムグンファ衛星事業の主体であるKT側は韓国の衛星通信中継技術を信頼できないという。しかし航宇研の関係者は「韓国の通信衛星製作技術はすでに完成している」と語った。2009年7月にフランスと共同で打ち上げた千里眼(チョンリアン)1号の通信中継機は韓国電子通信研究所(ETRI)が製作した。2020年打ち上げ予定の千里眼2号は国内の技術だけで製作される。

 
科学者が切ない思いをしているのは人工衛星だけでない。与党・共に民主党の朴洪根(パク・ホングン)議員は国政監査で前政権の月探査事業が研究開発分野の代表的な積弊だと主張した。間違った話ではない。朴槿恵(パク・クネ)政権は当初、2020年に月着陸船を送って月に太極旗(韓国の国旗)がはためくようにすると公言した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が定めた最初の政府案を5年繰り上げた計画だった。科学界も戸惑った。

最近、科学技術情報通信部は朴槿恵政権当時に出てきた宇宙計画を全面的に見直す作業を進めている。12月に開かれる宇宙委員会では韓国の中長期宇宙計画を修正・確定する。これを控えた宇宙分科委員会では甲論乙駁の真っ最中だ。こうした中、月面着陸目標を2020年と2025年でもなく2030年に先送りする方向で意見がまとまりつつあるという。青瓦台は2030年まで待つにはあまりにも長いため、来年10月に1段ロケットの試験打ち上げをした後、現政権の任期内に2段を利用した追加の試験打ち上げをしようという話をしている。科学界はまた当惑している。3段ロケットで試験打ち上げする場合、最初から3段型でする必要があり、1段、2段を別に試験するのは科学的に意味がない予算の浪費だと話す。

朴槿恵政権の月探査が積弊である理由は政治が科学を揺さぶったからだ。権力行使の誘惑は甘い。積弊をなくそうとする文在寅政権がまた政治論理で宇宙計画を揺さぶらないことを願う。

チェ・ジュンホ/産業部次長

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