外国人留学生の学費、国内学生の6分の1水準
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.26 13:28
昨年、忠清南道(チュンチョンナムド) にある青雲(チョンウン)大学校(4年制私立大学)に通った外国人留学生は310人。彼らの年間授業料は440万ウォン(約34万円)余りだったが、1人当たりの奨学金平均額が340万ウォン(約26万円)に達した。留学生が実際に負担した授業料は100万ウォン(約7万7千円)程度だった。しかし昨年、同大学に通った一般学生が払った授業料は700万ウォン(約54万円)をこえた。1人当たりの奨学金は110万ウォン(約8万5千円)にすぎなかった。国内学生の授業料が外国人留学生より6倍も高いということになる。
韓国の大学が「半額授業料」よりも低い学費を受け取りながらも、外国人留学生の誘致にしがみついていることが分かった。25日、ハンナラ党の趙全赫(チョ・ジョンヒョク)国会議員が教育科学技術部から提出を受けた「外国人留学生の奨学金支給現況」という資料によると、昨年外国人留学生を誘致した大学5校のうち1校は授業料の半額以上を奨学金として支給した。調査対象大学157校の中、奨学金の比率が授業料の50%を超えた学校は30校だった。