中国企業「セウォル号に穴開けず、鉄板で支え引き揚げる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.16 09:45
セウォル号引き揚げ推進団のヨン・ヨンジン団長は「クレーンを1機に減らせば鉄線が絡まる危険も低くなり、安全性は高まる」と話した。上海サルベージが提案した方式どおりに引き揚げが行われれば穴を開ける時間が省け、最終完了時点も政府の予測である10月から7月に前倒しされる。
国内企業のオーシャンC&Iは上海サルベージ・コンソーシアムに30%の持分率で参加する。2008年から海底ケーブル工事をしてきたオーシャンC&Iは、セウォル号捜索作業にバージ船を提供した。オーシャンC&Iのユン・ジョンムン代表は「中国企業が引き揚げを主導しても現代重工業の1万トン級のクレーンを借りて各種調整も私たちが担当しなければならない」と話した。