35万人が歌って跳ねて…韓国のロックフェスが終わった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.20 15:39
白髪のロッカーが舞台に登場するとすぐに歓声がわき上がった。観客が約束でもしたかのように「シン・ジュンヒョン!」を連呼した。韓国ロック界の大物シン・ジュンヒョン(75)が生涯初めてのロックフェスティバル(以下ロックフェス)の舞台に立った瞬間だった。
18日夜、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場で開かれた『現代カード スーパーコンサート19シティブレイク』の舞台。シン・ジュンヒョンが息子テチョル、ユンチョルと『コーヒー一杯』『美人』『美しき山河』などの名曲を聞かせるとすぐに数万人の観客が一緒に合唱した。今夏のロックフェス戦争でも随一と言っていいほどの感動的な舞台だった。続くメタリカの公演では4万人の観客がジャンプしながらリズムに体を任せた。5大ロックフェスがついに幕を下ろす瞬間だった。