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<グローバル時代の囲碁>その①…囲碁英語

2008.03.21 13:55
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西洋で囲碁は東洋的神秘さを秘めた高度の知的ゲームであり、エリート層が主にたしなむ。彼らは囲碁用語を英語に置き換え“大石死せず”のような面白い表現を歌にして歌ったりする。写真は囲碁祭り期間、イタリアローマ郊外で碁を打つ女性たちの姿。(囲碁の世界提供)



厚み=Thickness”よりいい言葉はないですか?
初期のころは日本語をそのまま英語に


 
囲碁のグローバル化は19世紀末、日本がヨーロッパに囲碁を普及させることで始まった。いつのまにか世界60余カ国で囲碁が打たれており、囲碁がスポーツからアイデンティティを変えながら2010年、アジア大会の正式種目にも入った。今年10月には世界心理スポーツ大会が北京で行われる。囲碁学ができて世界囲碁学学術大会が定期的に行われるようになってだいぶたつ。しかし囲碁のグローバル化はまだよちよち歩きの段階だ。統一されにくい囲碁規定から囲碁用語、文化的違い、国外のリーダー不足など、多くの問題が進展を妨げている。こうした状況を点検し、囲碁のグローバル化を新しい角度で照らすために“グローバル時代の囲碁”というシリーズを企画した。

最初のテーマは囲碁英語。囲碁は西洋が東洋の言語を輸入して消化しなければならない数少ない種目のひとつだが、果たして囲碁用語は英語にどう変化し、その意味は西洋にきちんと伝わっているのか。これを調べるために明智大学囲碁学科ナ・チヒョン(プロ棋士)教授と西洋囲碁普及、囲碁英語教育に力を尽くしてきた前シドニー大学韓国学教授ハン・サンデ氏の2人を招いた。ナ・チヒョン教授は『BADUK、Made Fun and Ease』という英文の囲碁の本を出版。ハン・サンデ氏はオーストラリア囲碁チャンピオンと囲碁協会長を経験したことがある。

◆ハン・サンデ=囲碁英語は創始期には日本語がほとんどそのまま使われていた。以後、英語圏で自主的に多くの用語を作り出したが、do or die move(勝負手)、bamboo joint(タケフ)、monkey jump(サルスベリ)、thank you move(ありがたい手、お手伝い)など気の利いた用語もかなりある。

◆ナ・チヒョン=囲碁の本を翻訳したり、西洋人に解説したりするとき、まだまだ難しいと感じる。特に文化的違いが強く含まれた単語、すなわち厚み(thickness)、直感(intuition)、日本語をそのまま使う味(aji)のような用語が代表的だ。韓国の用語の中では行馬(haengma)が唯一、西洋でそのまま使われている。

◆パク・チムン=厚みという用語はすでに囲碁が追求する最高の価値として浮上している。しかし、この厚みは非常に含みをもったもので、その意味だけをきちんと理解したら有段者だという話もあるほどだ。しかしこれをthicknessと表現したら、西洋人などは理解するまで非常に遠回りしなければならないような気がする。

◆ハン・サンデ=国語辞典に厚みは「情や人情が多い、または愛情が深い」と出ている。囲碁では薄みと対比される用語だが、Thickという単語は愚鈍とか頑固一徹のような否定的ニュアンスもあって相応しい単語はではないが、ほかに代わる言葉が見つかっていない。

◆ナ・チヒョン=厚みは“形が厚い”から始まっているが“形勢が厚い”“厚い半目”など多くはプラスの意味で使われる。中立的価値であるthicknessとは根本的違いがある。また気合はfighting spiritが使われるが、これは闘魂であって気合ではない。実はこの厚みだけで本が1冊書けるほど複雑な意味があるわけだし、今日はこの用語にだけ集中するのはどうかな。

◆パク・チムン=囲碁は実利と気合、攻めや投了、戦いやしのぎのように大部分の用語が善し悪しを論ずることができない両面性を持っている。しかし唯一、厚みと薄みは違う。薄みは悪いことで厚みことは良いことだ。妙手の世界は厚みを調べる眼目の違いがすなわち実力の差に帰結される。藤沢秀行九段は厚みを「パンのようにふくれ上がる潜在的可能性」と説明した。

◆ハン・サンデ=たとえば気合は西洋では理解できないからover playと誤解したりする。特に厚みは韓国でさえ気合と似ている意味と受け入れられる。東洋の囲碁用語はいかに抽象的で含みが多いのに比べ、西洋は言語の透明性が必要なので、囲碁用語も説明しにくい場合が多い。しかし西洋圏でも徐々に厚みの意味を理解する棋士たちが登場している。彼らが囲碁の厚みを理解するために遠回りしないようにThickよりもっと良い表現が必要だということは認めるが、言語は生きているものだから流れによるほかないのではないか。

◆ナ・チヒョン=厚みはまだミステリーで、囲碁の技術的進歩とともにその意味も進化している。李セドル九段が考える厚みと李昌鎬九段が考える厚みもそれぞれ違う。もしかしたら棋風もここに始まるのかもしれない。囲碁英語に込められた文化的な違いとグローバル化問題を扱っていると、ちょっと無茶に飛躍した面もあるが、今日は問題提起ができればいいかと思う。誰かが厚みや気合みたいな用語をきちんと伝達してくれる寸鉄殺人的な単語を見つけることもあるのではないだろうか。



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