韓国空軍第19戦闘飛行団「DMZまで8分…ここが最前方」…攻撃仮想軍訓練の現場に迫る(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.29 15:23
記者とキム・ヤンオプ大尉が戦闘機に搭乗した。前方にキム大尉、後方に記者が座った。機体の中は狭かった。からだをかたつむりのように丸めてこそ座ることができた。キャノピー(操縦席を覆う透明な円蓋)が閉じられ、操縦席の各種モニターがついた。戦闘機の正面に見える風景や周辺一帯の地図、よく分からない各種数字と英語の略字が表れた。
「ゆっくり進んでいるように見えるが、時速200キロを超えている」。キム大尉の声がヘルメットの中で聞こえた。耳が“ウィーン”という音が響き、呼吸が苦しくなった。「座席右側の白のスイッチを上げてください。酸素が供給されるでしょう」。速いスピードで滑走路を移動していた機体が20分後に止まった。