【取材日記】日本の「ワニ口グラフ」の警告を忘れたのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.26 11:51
周辺を見回そう。偶然にも投票が行われた日、格付け会社のムーディーズは日本の国債格付けを「Aa2」から「Aa3」に引き下げた。日本の財政赤字が拡大し、国の負債が増加している点を理由に上げた。
1980年代まで日本は堅実な財政を誇った。その日本がばく大な借金を抱えることになったのは純粋に過度な財政支出のせいだ。90年代初めからバブルが崩壊すると当時の自民党政権は借金を増やし景気を支えた。ばらまき福祉政策も乱発した。そしてこれは20年後の格付け引き下げというブーメランとして戻ってきた。