【社説】盲目的反対や陣営対立に便乗するなら保守政治は遠い=韓国(2)

【社説】盲目的反対や陣営対立に便乗するなら保守政治は遠い=韓国(2)

2018年03月04日13時04分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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  保守寡占体制を支えた価値はその時効がすでに尽きて久しい。安保次元から自由韓国党に代表される保守政治勢力は伝統的で盲目的な反共のほかに他の代案を出せずにいる。平昌冬季五輪以降北朝鮮非核化をめぐる微妙な国際情勢の中で文在寅政権に反対することだけに没頭している。経済問題でも市場経済秩序と私有財産に対する守護を叫ぶだけで不平等を緩和する解決策を提示できずにいる。法と秩序尊重という面でも前大統領と前々大統領周辺で起きたことや起きていることは恥ずかしいことの連続だ。

  時間が流れるからと自然に危機が克服されるのではない。新しく生まれ変わるための正しい処方と激しい努力が前提にならなければならない。

  ベトナム戦とウォーターゲート事件で墜落した米国保守陣営が戦列を再整備し1980年の共和党レーガン政権の発足で再起できたのは1971年に弁護士であるルイス・パウエルのメモなどから始まった新たな保守主義運動の結果だった。その後ヘリテージ財団、健全な経済のための市民運動などの保守団体が組織され、租税削減、労働伸縮化、軍備増強などのアイデアが噴出した。

  1970年代のサッチャー首相の登場前に英国の保守陣営ではケインズ式社会民主主義に対抗した新自由主義指摘革命があった。トニー・ブレアとゴードン・ブラウンにつながった労働党政権10年余りを倒したのは40代の若い保守党指導者の「現代的で暖かい保守主義」主唱だった。

  米国でもティーパーティー運動はオバマ大統領の改革政策に反対しただけで対案にはならなかった。対案なく批判だけして憎むだけのティーパーティーに対する反発心がオバマの再任を可能にしたという批判も受けた。

  韓国の保守ももう生まれ変わらなければならない。どんな価値を代表しどんな対案を出すのか模索しなければならない。盲目的な陣営の利益や対立に便乗せずビジョンと政策で武装しなければならない。進歩・保守対立を超える新価値を提示すれば錦上に花を添える。それを探して育てるのが保守陣営、さらには大韓民国の談論が一次元跳躍する道だ。(中央SUNDAY第573号)

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