【社説】盲目的反対や陣営対立に便乗するなら保守政治は遠い=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.03.04 13:04
保守寡占体制を支えた価値はその時効がすでに尽きて久しい。安保次元から自由韓国党に代表される保守政治勢力は伝統的で盲目的な反共のほかに他の代案を出せずにいる。平昌冬季五輪以降北朝鮮非核化をめぐる微妙な国際情勢の中で文在寅政権に反対することだけに没頭している。経済問題でも市場経済秩序と私有財産に対する守護を叫ぶだけで不平等を緩和する解決策を提示できずにいる。法と秩序尊重という面でも前大統領と前々大統領周辺で起きたことや起きていることは恥ずかしいことの連続だ。
時間が流れるからと自然に危機が克服されるのではない。新しく生まれ変わるための正しい処方と激しい努力が前提にならなければならない。