中国で「名古屋議定書」来月発効…化粧品韓流にも飛び火?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.09 09:18
来月から中国の動植物を材料に使う化粧品・医薬品は材料利用に対する使用承認を中国政府から受けなければならず、ロイヤルティ支払いなど収益も共有しなければならない。中国が6月8日に批准した「名古屋議定書」が90日経過した来月6日に効力を持つことになったためだ。
環境部が8日に明らかにしたところによると、海外生物資源を使う韓国のバイオ企業のうち半分が中国から持ってきた植物などを使っている。環境部と韓国バイオ協会が共同で6月に関連企業136社を調査した結果だ。調査対象企業のうち54.4%の74社が海外資源を使っていた。原産地を尋ねると中国を挙げた企業が51.4%の38社で最も多かった。次いで欧州が43.2%、米国が31.1%、アジアが25.7%などの順だった。中国の生物資源を多く使う理由は生産費・物流費が安いからだ。