【コラム】韓流マーケティング、商売的な考えでは限界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.22 14:44
ロッテ免税店は今年、中国人対象の「ファミリーコンサート」を2日後に控えた時期に旅客セウォル号事故が発生し、開催するかどうかを悩んだ。苦心の末、ロッテ免税店はコンサートというパフォーマンスを捨てた。その代わり国籍を超越した人類愛を分け合う場として、中国人顧客との約束および信頼を守った。このように韓流マーケティングは人を最優先視するマーケティング、企業も韓国の顔という責任感から出発する。
韓流は多様なコンテンツを武器に、いまや東南アジア・中国・欧州・北米にまで広がっている。韓流コンテンツは作家シン・ギョンスク氏の小説、ネイバーLINEのようなモバイルメッセンジャーなどにまで多角化した。企業の韓流マーケティングも韓流スターを広告モデルに起用する一次的な接近から抜け出し、独自の韓流コンテンツを作り、観光インフラを創出するレベルにまで発展している。