【時視各角】トランプ国会演説時の騒乱、絶対にダメだ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.08 11:03
過去は正反対だった。1960年米国大統領として初めて訪韓したドワイト・アイゼンハワー時の歓迎の熱気は圧倒的だった。200万人だったソウル市民の半数である100万人が道路にあふれ出た。ソウル中央庁前の広場から乙支路(ウルチロ)入口までの道路が歓迎の人波であふれ、アイゼンハワーの乗った車が進めないほどだった。さらに、彼をひと目見ようと市民が南大門(ナムデムン)の屋根によじ登る事態も広がった。
反面、当時日本では猛烈な反米デモが大都市を覆っていた。特に、アイゼンハワーの訪日問題を協議するために訪れたホワイトハウス参謀が羽田空港でデモ隊に包囲されて救出される事件まで起きた。このためアイゼンハワーは訪日を諦めざるを得なかった。