<W杯サッカー>問題多い韓国代表、本大会行きは厳しい道のり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.15 11:11
サッカー韓国代表のウリ・シュティーリケ監督(63、ドイツ)ががけっぷちに追い込まれた。FIFAランキング88位のカタールに敗れ、ワールドカップ(W杯)本大会行きが危うくなっている。また更迭論が急浮上した。去就は15日のサッカー協会技術委員会で決定される。
信頼に対する代償は惨憺たるものだった。「もう一度だけ機会を与えてほしい。3連勝でW杯本大会行きを決める」と国民に訴えたシュティーリケ監督はまたも「惨事」を招いてうな垂れた。敗戦自体よりリーダーシップと戦術の不在が深刻だ。9回連続W杯本大会行きに挑戦する「アジアの虎」が今では「張り子の虎」に転落している。
韓国は14日、カタール・ドーハで行われた2018ロシアW杯アジア最終予選A組第8戦でカタールに2-3で敗れた。ハサン・アル・ハイドス(前半25分)とアクラム・アフィフ(後半6分)に先に2ゴールを奪われた後、奇誠庸(キ・ソンヨン、28、スウォンジーシティ)と黄喜燦(ファン・ヒチャン、21、ザルツブルク)の連続ゴールで同点に追いついたが、後半30分にまたハイドスにゴールを許して痛恨の黒星を喫した。韓国がAマッチでカタールに敗れたのは1984年12月のアジアカップ本大会(0-1)以来33年ぶり。