韓経:中国人観光客が離れても…韓国が「生きる道」ある
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 10:14
中国政府が「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復」として15日から中国人観光客の韓国団体観光を禁止したが、打撃は大きくないという分析が出ている。中国人観光客の空席を東南アジアと日本の観光客が埋めているうえ、済州(チェジュ)への国内観光も増えているからだ。
中国に依存してきた韓流も東南アジア・中南米などに方向を変え、中国への部品・素材輸出はむしろ増加している。このため関連業界では「中国人観光客が離れても韓国が生きる道はある」という声が出ている。
1つ目、今月に入りタイ、マレーシア、シンガポール、香港などから来た観光客が前年同期比で30%以上増えた。4月にも花見観光需要などで東南アジアの観光客が昨年より20-30%増えると予想される。東南アジア地域の訪韓客は2012年の139万9359人から毎年10%以上増え、昨年は221万人となった。今年は「THAAD事態」以降の中国人観光客減少に対応して韓国旅行業界が積極的なマーケティングをし、東南アジアの観光客が大幅に増えている。