<崔氏韓国国政壟断>「無気力症」になった韓国政府…行政空白の兆候
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.31 13:53
李基権(イ・ギグォン)雇用労働部長官は28日、緊急懸案点検会議を開いた。地方労働庁長をはじめとする元幹部を急いで招集した。李長官は会議で「予算審議が終わる11月21日から法案審議が本格的に進行される」と述べた。労働改革のための4つの法案の審議に備えようということだ。李長官は「議員に『労働改革を次の政権に引き渡せば、政権がまた負担を抱えることになる』とし、年内に処理するよう説得している」と話した。見通しは明るくない。野党は反対の立場を維持しているうえ、与党までが「現時局を収拾することが急がれる」として後まわしにする雰囲気だ。
未来創造科学部も例外でない。代表的な事例が韓国航空宇宙研究院が推進している韓国型ロケット開発日程に関する審議と決定だ。航宇研は5月、未来部に韓国型ロケット試験発射日程についてエンジンなど技術的な問題のため10カ月ほどの延期が避けられないと報告した。次の手続きは崔陽熙(チェ・ヤンヒ)未来部長官を委員長とする国家宇宙委員会が審議して日程を調整することだ。しかし未来部は5カ月以上も結論を先送りしている。