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「キム・ジュンスはいない、いるのはモーツァルトだけ」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.12 16:17
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舞台後、控室で彼を待った。シア・ジュンス(キム・ジュンス、24)は常に歌を口ずさんでいると言った。少しも口から歌が消えることがないという話だ。やはり、外で口ずさむ声が聞こえたと思ったら、彼が入ってきた。彼はこのごろ公演界でも話題の人物だ。所属事務所SMエンターテイメントとの法廷紛争中に挑戦した初のミュージカル「モーツァルト!」で、相当な興行パワーを発揮した。ミュージカル新人らしくないパワフルなステージを作り出したと高評価もされた。

インタビューはミュージカルに対する質問だけ受けるという条件で行われた。所属事務所の紛争に対することは口にしたくないということだった。2008年「ミロティック」以後、国内メディア初のインタビューだ。彼は言葉を慎重に選んだが、始終明るく朗らかだった。「誰でも大変な時がある」という言葉を繰り返す時は、なんとなく彼の最近の状況が想像できた。

 
◆やってみたかった舞台=彼の出演は突然やってきた。足をけがしたチョ・ソンモの代打だった。ドイツ人原作者は初めて彼に会ったとき、彼の歌唱力を称賛した。「ミュージカルに対するあこがれはあったが、こんなに早く実現するとは思わなかった。3年後ぐらいに、と予想していたが。昨年、問題(所属事務所との対立)があって国内ステージへの渇望が大きかったが、機会が来ました」

彼を動かしたのは「モーツァルト」の音楽だった。「こんなに良い歌を逃せば後悔すると思いました。天才だから幸せだったけれど、同時に不幸だった、そんなミュージシャンにもひかれました」

◆モーツァルトではないシャーツァルト=出演は決めたが、目の前がまっ暗だった。アイドル歌手としては最高のボーカルと評価を受けるが、発声・呼吸・唱法ともに初めてだった。ハスキーな声も難題だった。海外活動が続き、完全に与えられた練習時間は15日にすぎなかった。それに初めての演技まで。「他人より2~3倍練習しても足りない上、与えられた時間も短く、歌謡式発声を全て変えることもできませんでした。悩んだあげく中途半端にやるくらいなら、自分のスタイルでやろう、4人のモーツァルトがいるから自分だけのモーツァルトをしようと心に決めたんです」ファンが付けてくれた「シャーツァルト」(シャーは“シア”を縮めたもの)の誕生だ。

結果は期待以上だった。父親役のソ・ボムソクは「演技を学んだことがなく、演技をしないからむしろ実際のモーツァルトに近接したようだ。オーバーな演技で逆効果をもたらすよりはるかに良い」と言った。


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