２９日、韓国企画財政部宝くじ委員会によると、２０１５年における韓国人１人当たりの宝くじ購入額は５９ドル（約６８００円）相当であることが分かった。これは経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）加盟国３０カ国のうち２６番目。韓国より宝くじ購入額が少ない国はポーランド（２９ドル）、チェコ（３３ドル）、トルコ（１４ドル）、メキシコ（７ドル）だった。

経済状況が厳しい国の国民だけが宝くじを多く購入するわけではないことが明らかになったと言える。ノルウェーの国民は平均３５９ドルの宝くじを購入し、この年の宝くじ購入額では最高だった。次いでギリシャ・イタリア（３５２ドル）がランクインした。オーストリア（３３１ドル）も宝くじ購入額が比較的高い国に挙げられた。

韓国全体の宝くじ販売額は３０億４９００万ドルでＯＥＣＤ国家で１１位だった。販売額が最も多い米国（７００億５５００万ドル）の２０分の１の水準だ。韓国の国内総生産（ＧＤＰ）比販売額は０．２２％で、ルクセンブルク（０．２２％）や日本（０．２１％）とほぼ同じ水準だった。米国は０．３９％だ。ＧＤＰ比販売額が最も高い国はギリシャ（１．９４％）だった。次いでイタリア（１．２％）・ポルトガル（１．１９％）・スペイン（０．９６％）が入った。