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『グエムル』のポン・ジュノ監督、資本主義の希望を問う…新作『雪国列車』

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.23 14:42
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今年の韓国映画期待作『雪国列車』(8月1日封切り)が、22日の試写会でベールを脱いだ。2006年『グエムル-漢江の怪物-』で1000万人の観客を動員したポン・ジュノ監督が『母なる証明』(2009)以降4年ぶりに公開する新作だ。制作費4000万ドルが投入された大作で、クリス・エバンス、ティルダ・スウィントゥンといったハリウッドスターが参加したプロジェクトという点でも話題になった。

北米地域の配給権は米国のワインスタイン・カンパニーが確保したのをはじめ、10分程度のハイライトだけですでに167カ国に先行販売された。封切り前に制作費の半分にあたる2000万ドルを回収した。

 
◆封切り前から167カ国に先行販売

これまでの大きな期待がある分、この映画は好き嫌いが交錯する余地が大きい。映画の背景は氷河期が再び訪れた地球。人類唯一の生存空間である列車は、1年に一回りずつ地球を回って運行している。

列車が運行を始めて17年、貧しくて無力な者たちが集まっている最後部車両で反乱が起きる。

最後部車両の若い指導者カーティス(クリス・エバンス)、精神的支えとなる存在ギリアム(ジョン・ハート)らがその中心だ。彼らは列車のすべてのドアを開けることができるセキュリティー設計士のナムグン・ミンス(ソン・ガンホ)を監獄車両から捜し出し、ナムグン・ミンスはある代価を約束されて娘のヨナ(コ・アソン)とともに一行に合流する。

構成は単調な方だ。列車という狭くて長い空間、その中にもエンジン車両に向かって前方にのみ疾走しようとする人々で埋め尽くされている。その代わりに極端に空間が分かれたこの列車は、階級社会・資本主義システムに対する隠喩を明確に表わしている。みすぼらしくて狭苦しい施設で、ようかんのような“たんぱく質ブロック”だけを食べて抑圧と統制に苦しめられる最後部車両、これとは違い、車両ごとに人間生活に必要なすべての施設を備えた豊かな前方車両は、明確な対比をなしている。

大衆文化評論家のファンジンミ氏は「単純に社会システムや革命に関する隠喩をこえて、その終わりでどんな新しい問題に直面することになるのかまでを幅広く扱ったポン・ジュノ監督に高い点数を与えたい」と評した。

映画評論家のカン・ソンニュル氏もやはり「統制社会、階級構造の中で希望を探しに出ていく話は、連続殺人犯(『殺人の追憶』)、真犯人(『母なる証明』)など常に何かを探しに出るポン監督映画の世界観の拡張」としながら「大衆性を備えていると見るのは難しいが、監督の新しい傑作といえる」と話した。

◆最後部車両・前方車両…階級社会を皮肉って

登場人物たちが列車前方に疾走し続けながら時には物理的な衝突も起きる。ここで発生するアクションの快感は、商業的娯楽物として『雪国列車』の重要な動力だ。だが、その快感が大きくないということに物足りなさがある。

『雪国列車』のアクションはそれ自体がカタルシスを与える代わりに、狭苦しい空間で互いに殺して死ななければならない悲壮で残酷な生存条件を確認させる。列車の前方へ向かうほどにさまざまな施設が登場するが、これもまた単純な見どころとしてのみ使われた印象が濃い。

大衆文化評論家のキム・ポンソク氏は「作家的なメッセージとブロックバスターの間で路頭に迷った映画」として「閉鎖空間を抜け出そうとする人物の熱望が明確に見られず、イメージは単純羅列に近くて疾走の快感もやや弱い」と指摘した。

◆単調な構成、アクションの快感弱く

ポン・ジュノ監督は22日の記者懇談会で、列車空間を“ノアの方舟”あるいは“タイムカプセル”にたとえた。4年間の制作期間を経て完成された映画を出した所感を「がんのかたまりが体から抜け出た感じ」と話した。

彼は「蛇のように生きて動く数百の鉄のかたまり、その中でうごめく人間の姿が心を揺さぶった」として「最後の生存者を乗せた列車ですら、人間は車両と車両で階級が分かれて平等ではないという話をしようとした」と明らかにした。上映時間125分。15歳以上観覧可。

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