【社説】第1野党の革新委員長が「朴槿恵氏の弾劾は納得できない」とは…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.12 16:43
自由韓国党のリュ・ソクチュン革新委員長が11日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾に「とても納得できない」と話した。「朴前前大統領に提起された容疑が実体がなく、行き過ぎた政治的報復をされたのではないか」と考えるとし、このように主張したわけだ。彼は「国政壟断事態」もメディアのせいにして「韓国党がそのような現実を変えていく」とも訴えた。
リュ委員長のこのような発言は極めて不適切だ。自由韓国党は半年前まで国政の責任を取っていた政府与党であり、今でも議席107席を保有した第1野党だ。この党の換骨奪胎に決心して発足した洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表体制が党改革の指標として前面に出した人物がリュ委員長だ。そのような人物が就任して弾劾を非難し、朴前大統領擁護で一貫しながら「メディアをこらしめる」という意向まで示した。一言で言ってあきれるばかりだ。