「太陽電池、ライバル企業より20%高くても注文増加」…韓国のハンファQセルズ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.16 13:19
マレーシアの首都クアラルンプールから南西に約30キロ離れた情報技術(IT)産業団地「サイバージャヤ」。ドイツの太陽電池企業Qセルズがここに工場を完工したのは2011年。昨年9月にQセルズ買収検討のためにサイバージャヤに派遣されたハンファQセルズのイ・グァンソク技術企画チーム長は快哉を叫んだ。イ氏は「(Qセルズが)破産して6カ月が経過したが、技術と品質は素晴らしかった」とし「密林の真ん中で“太陽光の皇帝”を発見したようだ」と話した。
あれから1年。12日に訪問したハンファQセルズのマレーシア工場には活気があった。高さ4メートルの屋根に設置されたレールに沿って横・縦15.2センチ(6インチ)の正四角形のウェハーが入ったボックスが休む間もなく動いていた。原材料のウェハーの検査から洗浄、表面処理、品質検査まですべての工程を自動で管理する物流自動化システム(AMHS)。ウェハーがAMHSに沿って2.3キロの工程を通過すれば、太陽光を電気に変える素子に変わる。ほとんどの中国企業はまだ半自動工程システムにとどまっている。