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【社説】ついに「北朝鮮軍=主敵」を削除した韓国国防白書

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.16 10:23
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昨日、韓国国防部が発表した「2018国防白書」は残念なことこの上ない。白書から「北朝鮮軍=敵」という文言が削除された。新しい白書では「わが軍は大韓民国の主権、国民、財産を脅かし侵害する勢力をわれわれの敵と見なす」とした。2年前に刊行された国防白書には「北朝鮮政権と北朝鮮軍がわれわれの敵」と記述され、対備態勢の方向が明確だった。ところが今回の白書は韓国軍の主敵観を曖昧にぼかした。北朝鮮非核化と南北関係改善は当面の課題だが、現存する北朝鮮の大規模軍事力や核などの大量破壊兵器は厳然たる核心脅威だ。

白書は北核の脅威もごまかしている。一昨日、在日米軍は北朝鮮が核兵器を15基以上保有していると公開した。専門家は2020年には100基まで増えると予想する。だが、今回の白書は「北朝鮮が核兵器を製造することができるプルトニウム50キログラムと高濃縮ウラン相当量を保有して、核兵器小型化能力も相当な水準」と記述するにとどまった。北核能力を意図的に縮小した表現だ。このような姿勢の国防部が北核・ミサイル脅威に決然と備えられるかどうかは疑問だ。しかも2回目の米朝首脳会談では、米国を直接脅かす北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけをなくす水準の「半分非核化」が合意される可能性が提起されている。こうなれば北朝鮮は取っておいた核兵器で韓国を常時威嚇することができる。

 
有事の際、在日米軍を後方支援して韓国を助けるべき日本に対する認識も問題だ。白書は「日本-中国」という従来の叙述順序を逆にした。16年版には日本とは「自由民主主義と市場経済の基本価値を共有」と表現していたが、今回は「地理的、文化的に近い隣国」とだけ規定した。いくら両国間に歴史摩擦があっても安保次元では日本のほうが友邦だ。いかなる場合にも、軍は「政治的理解」よりも敵と同盟に対する断固とした認識はもちろん、有事の際のしっかりした備えの態勢を怠ってはならない。

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