韓経:30代役員・スカウト…ICT人材を重視する現代車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 13:09
現代自動車グループが情報通信技術(ICT)人材育成に力を注いでいる。30代の研究員を取締役に昇進させ、KTやネイバーなどICT企業の人材のスカウトにも積極的だ。純血主義と年功序列中心人事を維持していると評価されてきた現代車グループとしては破格の人事という見方が多い。
業界によると、現代車は最近、クラウド専門家のキム・ジユン常務を迎えた。キム常務はKAIST(韓国科学技術院)で電算学博士学位を取得した後、サムスン電子ネットワーク事業部で勤務し、インターネットファイアウォール会社のトラスコムを設立した。2011年からはKTグループでクラウド関連業務を引き受けた。現代車はキム常務にICT技術事業部長を任せた。キム常務は入社してすぐに欧州最大の通信事業者ボーダフォンとコネクテッドカー関連の了解覚書(MOU)を結ぶなど成果を出している。