中小企業正社員の賃金、初めて大企業の50%以下に=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 09:34
大企業協力業者に勤めていたキム・ジョンヒさん(32、仮名)は最近会社を辞めて就職受験書を再び手にした。大企業や公企業を狙っている。彼は大学を卒業して大企業と公企業の門を叩いたが不採用が繰り返された。結局中小企業に目を向けて就職に成功した。きちんとした正社員だった。
しかしそれほど経過せずに懐疑心が生まれた。5年目以上の先輩たちの月給が大企業の半分程度にしかならないようだった。それでも技術を習得してより良い職場に移るはしごが見えるわけでもなかった。結局1年余りで就職準備生の身分に戻った。キムさんは「大企業非正規社員の大学同期がはるかに多くもらっていた。将来を考えたら早く方向を定める方が良いと考えた」と話した。