【コラム】「日本人の皆さん、少しは怒りましょう」(1)

【コラム】「日本人の皆さん、少しは怒りましょう」(1)

2011年07月26日16時41分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  この数日間、気分が晴れない。 3週間前、久しぶりに家族で外出して食べた牛肉が主犯だ。 当時、放射性物質に汚染した、いわゆる‘セシウム牛肉’問題は全く話題になっていなかった。 しかし一種の職業病が作動した。 飲食店に入り、家族にこっそりと従業員に尋ねた。 「ここの牛肉はどの地域の肉ですか」。「新潟産です」。その言葉に安心した。 事故が発生した福島第1原発から200キロほど離れているからだ。 「たくさん食べなさい」。その日、家族はお腹いっぱい新潟産牛肉を食べた。

  それから数日後、福島産牛肉でセシウムが検出されたというニュースが出てきた。 それほど驚かなかった。 福島県のことだったからだ。 しかしその後が衝撃だった。 福島近くの宮城県、山形県に広がると、ついに新潟県の名前が出てきた。 「新潟県の牛の一部がセシウムに汚染した福島産稲わらを飼料として食べ、東京など10地域に流通した」という。 「福島牛肉」は避けたが「福島産稲わら」にやられるとは思ってもいなかった。 家族には話せなかった。

  しかし福島産稲わらよりも怒りを感じたのは日本政府の対応だった。 日本政府はセシウム汚染最大許容値を牛肉1キロ当たり500ベクレルに決めた。 ドイツなど欧州国家(成人8ベクレル、子ども4ベクレル)に比べてなんと62-125倍も高い。 どう考えても非正常的だ。 さらに今回の「セシウム牛肉」からは最高4350ベクレルのセシウムが検出された。 土下座して国民に謝罪しても気がすまないほどのことだ。 ところが日本政府は高姿勢だった。 「長期間ずっとセシウム牛肉を食べない限り健康に影響はない」という言葉ばかり繰り返した。 原発周辺の稲わら一つきちんと管理できないにもかかわらずだ。 実におかしな国だ。

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