韓経:米、「ファーウェイ枯死作戦」に情報同盟国総動員…日仏も加勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.17 09:10
米国が機密情報共有協定を結ぶカナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドのいわゆる「ファイブアイズ」を動員し世界最大の通信機器メーカーの中国ファーウェイ枯死作戦を本格化している。過去の東西冷戦時代に活躍した情報同盟が乗り出して中国とのサイバー新冷戦に突入した格好だ。ここに米国の核心同盟である日本とドイツまで米国のファーウェイ封鎖に先を争って加勢している。
ウォール・ストリート・ジャーナルは15日、米中央情報局(CIA)のハスペル長官を含む、ファイブアイズ所属5カ国の情報機関トップが7月にカナダで会議を開き、「通信ネットワークを保護するためファーウェイを排除する必要がある」ということで意見を集約したと報道した。情報機関トップらは中国のサイバースパイ拡大や軍備拡張と関連した対応策を話し合ったという。
ファイブアイズは第2次世界大戦後に結成され、東西冷戦時に活躍した情報共有同盟だ。冷戦後に勢いは弱まったが9・11テロ後に復活した。カナダの情報機関CSISのビニョー長官は今月初め、「第5世代(5G)移動通信のような分野で国が後援するスパイ行為が増加している」と指摘した。英情報機関MI6のヤンガー長官も「ファーウェイがどれだけ簡単に英国内に5Gネットワークを供給できるようにするか政府が決める必要がある」と話した。