韓国大統領、原子力潜水艦の説明聞いて「それが海軍の夢か」

韓国大統領、原子力潜水艦の説明聞いて「それが海軍の夢か」

2017年08月09日13時06分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最近の動向を見ると「潜水艦」絡みのものが多い。

  文大統領は今月2日、慶尚南道(キョンサンナムド)の鎮海(チンヘ)海軍基地で韓国産潜水艦を初めて輸入したインドネシアのリャミザルド国防相に会った。翌日には鎮海海軍基地内の潜水艦司令部を訪問して潜水艦「安重根(アン・ジュングン)」を視察した。

  この視察で、文大統領は原子力潜水艦について質問をした。「作戦期間が長く、速力があり、北朝鮮の在来式潜水艦に比べて戦略的に優位を占めることができる」という説明を聞くと、「原子力潜水艦が海軍の夢なんですね」という言葉を残したという。

  文大統領は「原子力潜水艦」の必要性を今月7日のドナルド・トランプ米国大統領との電話会談の中で言及した。

  事実、文大統領は潜水艦とは長年にわたって縁がある。

  特殊戦司令部出身の文大統領は2012年の大統領選挙当時、出演した放送番組で「軍服務時代に潜水艦潜入訓練もやった」と述べた。

  文大統領が青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席を送った時代には、当時盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が原子力潜水艦を実戦配備するという計画を立てた。2003年6月2日、チョ・ヨンギル当時国防部長官は、盧大統領に韓国型原子力潜水艦3隻を2020年前に実戦配備するという計画を報告した。いわゆる「362事業」(2003年6月2日の報告からつけられた名称)と呼ばれたこの計画は秘密裏に推進されていたが、マスコミの報道で明るみになった後、中断された。宋永武(ソン・ヨンム)現国防部長官は当時の海軍実務の一人としてこの計画に参加していた。

  だが、原子力潜水艦はすぐに建造できるものでないとの評価だ。

  「362事業」の団長を務めたムン・グンシク予備役海軍大佐は「4000トン級の原子力潜水艦は1隻につき約1兆6000億ウォン必要」と述べた。海軍艦艇は通常3の倍数(1隻は作戦、1隻は待機、1隻は整備)で建造するため、原子力潜水艦3隻を建造する場合は約4兆8000億ウォン、これに整備施設などを考慮に入れれば5兆ウォン以上はかかると推算できる。

  ただしムン氏は「原子力潜水艦の建造費用がディーゼル潜水艦(3000トン級)に比べて費用は2倍ほどになるが、戦略的価値は10倍を越える」と強調した。

  実際、国連安全保障理事会の制裁決議に反発して北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の挑発が可能だという懸念が大きくなる中、原子力潜水艦は北朝鮮のSLBMに対抗するための核心戦力として有力だ。

  原子力潜水艦は原子炉を利用するため理論的には半永久的に水中作戦が可能だ。バッテリー充電のためにエンジン稼働時に水面に浮上しなければならないディーゼルエンジンと作戦のレベルに大きな差が出る。原子力潜水艦を保有すれば、有事の際、北朝鮮に潜水艦近くに待機して攻撃を加えることができる。

  一方、米国防総省のジェフ・デービス報道官は7日、韓国のミサイル指針(最大射程距離800キロの時、弾頭重量500キロ)の改正要求に関連し、「韓国が現在保有できる弾頭重量とミサイル(射程距離)には一定の限界があるが、これを改正する問題を積極的に検討している」と述べ、改正に前向きな立場を表明した。
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