【グローバルアイ】韓国をよく知るクリントン氏、無知なトランプ氏?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.12 14:19
知韓派の米国議員からなる「コリアコーカス」の共同議長を務める民主党のジェリー・コノリー下院議員は4月のインタビューで、ヒラリー・クリントン氏と韓国の関係を電話での対話を例に挙げて表した。「外交は人間の間のケミ(chemistry)にかかっている。(顔を突き合わせず)電話だけでも相手が眉を上げたのか笑ったのかすべて分かる。クリントン氏は(韓国の指導者を)知っているため声だけを聞いても分かる」。その通りだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時に外交安保を担当した人も私見を前提に「お互い慣れているという側面だけで見ると、クリントン氏側が関係を結ぶのに容易だろう。進入費用が比較的に少ないのでは」と慎重に話した。
クリントン氏陣営には隠れた韓国通も多い。クリントン氏の副大統領候補群に挙がっているティム・ケイン上院議員の補佐官が「クリントン氏が執権すれば韓国と東アジアを取りまとめる人」と語ったローラ・ローゼンバーガー外交担当者は、韓国当局者と2008年に平壌(ピョンヤン)でも会っている。寧辺(ヨンビョン)冷却塔解体当時に国務省所属で北朝鮮を訪問した。