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森元首相、安倍首相の親書を持って19日訪韓…韓日首脳会談を模索(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.18 08:27
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森喜朗元日本首相が19日、韓国を訪問し、朴槿恵(パク・クネ)大統領に安倍晋三首相の親書を伝える。

複数の韓日外交関係者は17日、「2020年東京オリンピック(五輪)組織委員長の資格で仁川アジア競技大会の開幕式に出席する森元首相が、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問し、韓日関係改善のための安倍首相のメッセージを伝える方針」とし「こじれた韓日関係を改善に向けた最近の動きと軌を一にするものだ」と伝えた。これと関連し、森元首相は16日午前、柳興洙(ユ・フンス)駐日韓国大使と会い、意見を交換した。

 
外交消息筋は「森元首相の朴大統領表敬訪問は両国関係改善を模索していく一連の過程の一つ」とし「しかし安倍首相のメッセージに慰安婦問題妥結案など具体的な内容はないと聞いている」と話した。韓日関係の懸案を解決するというより、両国間の外相会談から首脳会談へと進む弾みをつけ、一種の「礼儀」を見せようというのが日本側の意図という分析だ。元日本首相が朴大統領を表敬訪問するのは、昨年2月の朴大統領の就任時に特使として派遣された麻生太郎副首相以来となる。

日本側は今月末に米ニューヨークの国連総会で尹炳世(ユン・ビョンセ)-岸田文雄の韓日外相会談をした後、10月にはアジア欧州会議(ASEM)首脳会議、11月にはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの多者会議で韓日首脳会談を行うという構想だ。安倍政権としては現時点が「韓国・中国との近隣外交は落第点」という国内外の批判を変える絶好の機会とみている。

安倍政権が特に注目するのは、現在韓国内で「尹長官など対日強硬派が韓日関係の改善を手放しにしている」という批判論が強まっている点だ。日本政府がAPECでの日中首脳会談の開催がほとんど確定したようにメディアに流しているのも、韓国の焦りを誘って韓日首脳会談に応じるよう導くという計算だ。


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