１月５日から放送される『大王世宗』は、最も偉大な王と評価される世宗大王に光をあてたドラマだ。

２０日の制作発表会場で会った世宗大王役キム・サンギョン（３５）は役柄を演じることの難しさを語った。「世宗は誰もが知っているため、国民が抱いているイメージと異なれば非難を受けやすい。国民それぞれがイメージする世宗大王の姿があるので、私が新しい世宗大王を演じて満足してもらえるか気になる」と打ち明けた。

歌手活動に打ち込んできたイ・ジョンヒョンはシンビン金氏役でブラウン管にカムバックする。「朝鮮版初のシンデレラ」 だとシンビン金氏のキャラクターを紹介したイ・ジョンヒョンは、「両班（ヤンバン）の家で生まれ、母の薬代を稼ごうと自分の体を売る」とドラマ初期の姿について話した。

その後、「強く明るい性格によって宮廷に入り、昭憲王后の宮女として仕え、世宗に気に入られて後宮になる」とし「昭憲王后と仲が良く‘一等功臣’としての務めを果たす人物」と説明した。

イ・ユンジが演じる昭憲王后は世宗の正妃で、世宗の父・太宗によって滅ぼされる実家を見ながら血の涙を流す非運の女性である。

一方、キム・ヨンチョルが太宗役、チェ・ミョンギルが元敬王后役として出演し、ドラマに重みを加える。