協会のミスで…韓国バドミントンの看板選手、ドーピング規定破り1年資格停止
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.29 14:24
2008年北京オリンピック(五輪)バドミントン(混合ダブルス)金メダリストのイ・ヨンデ(26、サムスン電機)がドーピングテスト規定違反で1年間資格停止となった。9月に開催される仁川アジア競技大会にも出場できない。
世界バドミントン連盟(BWF)は24日、薬物検査関連の手続き規定違反でイ・ヨンデとキム・ギジョン(23、サムスン電機)の選手資格を1年間停止すると大韓バドミントン協会(以下、協会)に通知した。
イ・ヨンデとキム・ギジョンは昨年3月と11月の2回、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の検査官が韓国を訪問した際にドーピングテストを受けなかった。当時、両選手は協会がドーピング防止行政管理システム(ADAMS)に入力した所在地である泰陵選手村ではなく、他の場所にいた。3月には所属チームの練習中で、11月には全羅北道全州で開催された大会に出場していた。昨年9月には協会がADAMSに選手の所在地を遅れて入力するミスをした。WADAは3回規定を違反した事実をBWFと協会に知らせた。18カ月以内にドーピングテストを3回受けなかった場合、最大2年の資格停止となる。