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残忍な日本軍の手先、巡業劇団のヒロインに命賭ける

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.23 13:49
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演劇『アリラン・ラプソディー』は、ある意味分かりやすい。日帝強制占領期間の巡業劇団の話だ。日本の巡査は、彼らがひょっとして独立軍の手先ではないかと怪しんで取り締まるのに忙しい。一方、村の住民たちはそうでなくてもすさんだ世の中に、顔に化粧をして芸人のまねごとをするのがまったく気に入らない。

その上、劇団メンバーの1人であるヒジュンは演技と現実を区別できず、ともすれば“ハムレット”のセリフを吐いて周辺を耐えがたくさせている。どうだろうか、こうなると「いくら過酷でも、芸術は理念を飛び越えて人間の根源的な魂を慰める」ような、気取った話を扱っていると考えられないだろうか。

 
大きく外れてはいない。ところが反転がある。日本軍の手先“パク・サルジェ”という人物のためだ。名前のとおり(パクサル=撲殺)、彼は極悪非道だ。残忍で、人を過酷なまでに拷問する。腕章をつけた彼を住民たちは実際の日本軍よりもはるかに恐れる。その恐怖の対象が、劇団のヒロイン“チュンシム”にほれ込み、話は急展開する。自身が賎民として受けた悲しみを吐き出し、まるで“純情マッチョ”のようにパク・サルジェは自身の全てをチュンシムにささげる。

パク・サルジェを亡きものにできる好機を迎えた住民は意気投合する。この瞬間、劇は質問を投げかける。果たして非人間的で拷問技術者である上に日本軍の手先であるパク・サルジェは死んで当然な人物なのかどうかを。それはまるで映画『デッドマン・ウォーキング』で残忍な殺人者ショーン・ペンに死刑を執行するのが正当かどうかを尋ねるような重量感で、重苦しく客席を圧倒する。

劇はスピード感があって、登場人物も生き生きと描かれている。劇中の“劇”で繰り広げられるとても楽しい音調や風刺はかなりよい。多様な映画・ドラマで欠かすことのできない演技をしてきた俳優キム・ギョンイク氏(45)がつくった“劇団チンイルボ”の初めての作品だ。彼が直接台本を書いて演出を手がけた。演劇的な面白味と同じぐらい並々ならぬ問題意識を見せている。チュンシムを演じたチョン・エヨンは抜群の存在感だ。

ただし何回か出てくるヒジュンの独白は主題意識の説明が行き過ぎた感がある。仕上げも、もう少しすっきりしていればいい。8月11日までソウル大学路(テハンノ)の東崇(トンスン)アートセンター東崇ホール。3万~6万ウォン。電話070-4231-3468。



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    残忍な日本軍の手先、巡業劇団のヒロインに命賭ける

    2013.07.23 13:49
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    『ショパロヴィッチ巡業劇団』を土台に再創作された演劇『アリラン・ラプソディー』は、楽劇の醍醐味がよく生かされているという評価だ。(写真=劇団チンイルボ)
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