【社説】386スパイ疑い事件の衝撃

【社説】386スパイ疑い事件の衝撃

2006年10月27日08時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮核実験の余波で国家安保に対する危機感がいっそう高まる中、386運動圏出身たちを中心にしたスパイ容疑の事件が明らかになり衝撃を与えている。公安政府によると民主労動党の元幹部を含め数人が具体的なスパイ疑いで調査を受けており、現職民労党事務副総長が彼らと連携していた疑いをかけられているというのだ。

  金大中(キム・デジュン)政府以来韓国社会の理念が崩れながら公安政府がスパイを捕まえたというニュースは本当に「ニュース」だった。北朝鮮と連携した勢力たちが韓国側をゆさぶっているという感じは誰もが持っていた。しかし公安政府は手放しだった。結局、憂慮した事件が起こったのだ。

  今回の事件は特別な側面を持っている。まず主要容疑者の大部分が1980年代、中後半に大学総学生会で活動した事実があるというのだ。80年代後半から90年代中盤まで韓国大学は主体思想派(主思派)というウイルスに感染した。いわゆるNL(National Liberation 民族解放)系列の変種だといえる主思派は、北朝鮮金日成(キム・イルソン)主席の主体思想を信奉または学習して韓国で米軍撤収と民族統一論議などを主要議題にして来た。こんなNL系列の学生運動は全大協と韓総連など学生運動指揮機構になった。そしてこれら核心運動圏で教育を受け、これら機構のために活動した活動家の中で、かなり多数が盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の主要部分に進入しているのだ。

  公安政府は被疑者たちが政界、権府などに布陣した386運動圏出身たちと何の連携はないのか、徹底的に糾明しなければならない。今回の事件に民労党の元・現職幹部たちが関係しているものとわかった。民労党の存立がかかった事案だ。それなのに国情院の前で集会を開き、操作うんぬんし、国家保安法撤廃を主張した。

  この政権下でこんな問題が操作されることが可能だという話か。どんな政党も国家の安保体制の外に存在することはできない。民労党は冷静になって内部の赤色部分を点検し、謝罪せよ。
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