【現場から】「ベルリン構想」伝道師の韓国外相、対北制裁を他人事のように「祝う」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.09 13:04
今はもうなくなったが、ASEAN地域安保フォーラム(ARF)には独特の伝統があった。前夜祭で東南アジア諸国連合(ASEAN)を除いた各国の外相がかくし芸を披露するというものだ。2000年には当時の李廷彬(イ・ジョンビン)外交通商部長官が英語でユーモアを語った後、韓国代表団はサムルノリをして大きな拍手を受けた。当時、現地で李長官のユーモアの原稿を書いた人物が康京和(カン・ギョンファ)補佐官だった。舞台の裏にいた彼女がその17年後に韓国の外交部長官としてARFに出席した。
(1)「ベルリン構想」伝道師の役割
康長官は5日、フィリピン・マニラに到着し、4日間に約20件の2カ国間および多者間の日程を消化した。8日の帰国に先立ち康長官は記者らに「『ベルリン構想』の韓半島(朝鮮半島)平和定着努力に対する各国の積極的な支持と呼応を得た点」を最も大きな成果に挙げた。