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自由韓国党の大統領選候補「大統領になったら慰安婦合意は破棄する」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 08:52
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自由韓国党の大統領選挙戦に出馬した洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補と正しい政党の金武星(キム・ムソン)議員が最近会合を持ち、保守陣営の候補単一化を話し合ったことが分かった。22日、釜山(プサン)を訪問した洪候補は記者団に対し、先週金議員との会合事実を確認しながら「(金議員に)『時間上、大統領選挙前の党統合は難しくないだろうか。候補は単一化するのが正しい』と話した。執権すれば2党を統合しようと提案した」と明らかにした。当時、金議員は肯定も否定もしないまま特別な発言はしなかったという。

洪候補はこの日、韓国党の大統領選候補釜山ビジョン大会では「盧武鉉(ノ・ムヒョン)の『賄賂政府』に舞い戻ってはいけない。選挙の時は『背負子(しょいこ)棒』(=候補単一化)でも必要だ」とし、保守候補の単一化を繰り返し主張した。これについて、金武星議員側は「党対党の統合はできない話で、各党選挙戦が終えたら反文在寅(ムン・ジェイン)連帯が必要ではないのかという水準の共感を用意していく次元」と説明した。

 
だが、正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)候補側は「韓国党で親朴が整理されず、彼らの支持で出馬する候補なら単一化は考え直さなくてはならない」と警戒した。

この日、釜山市東区(プサンシ・トング)の慰安婦少女像を訪れて献花した洪候補は、朴槿恵(パク・クネ)政府の韓日慰安婦合意について「政府は10億円ではなく10兆円をもらっても合意してはいけない。大統領になったら慰安婦合意は破棄する」と述べた。洪候補は「慰安婦問題はナチのユダヤ人虐殺に匹敵するほどの反倫理的犯罪」とし「そのような犯罪は合意の対象ではなく、それを金で取り引きするというのは外交ではなく闇取引に過ぎない」と主張した。

◆韓国党、再選挙候補に金在原(キム・ジェウォン)氏を公認

一方、韓国党は来月12日に慶尚北道尚州(キョンサンブクド・サンジュ)-軍威(クヌィ)-義城(ウソン)-青松(チョンソン)の国会議員再選挙候補として、金在原・前大統領府政務首席(53)を公認した。この地域では金鍾泰(キム・ジョンテ)元議員の夫人が公職選挙法に違反して懲役刑が確定し、金議員は議員職を喪失していた。

朴孟雨(パク・メンウ)党事務局長はこの日、「金在原氏と朴栄文(パク・ヨンムン)前KBS(韓国放送公社)メディア社長に対して世論調査を行った結果、金氏に決めた」と説明した。すると党内外からは批判が起こった。印名鎭(イン・ミョンジン)非常対策委員長が無公認の約束を翻して公認したうえ、金在原氏が崔順実(チェ・スンシル)事態で朴槿恵前大統領が弾劾される直前まで青瓦台政務首席を務めていたためだ。

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