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<文化が力だ>(5)3万ドル時代の生活の質…韓国、生存の福祉から心の福祉へ(下)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.02 15:35
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書道を習ってボランティア=東洋画カリグラフィーを習うシニア会員が筆文字の練習をしている(上)。市民を対象に扇子にカリグラフィーを描く活動をする。
文化先進国では健康が良くなくても文化、生活の質をあきらめなくてもよい。例えばニューヨーク現代美術館(MoMA)は2006年から認知症患者のためのプログラム「Meet Me」を運営している。認知症患者と保護者が説明を聞きながら美術を観覧する。ワークショップに参加し、紙や粘土で作品を作ったりもする。認知症の父を連れたある参加者は「父は以前のような姿ではないが、美術館に来れば記憶がよみがえるような反応を見せる」と話した。ある認知症患者は「絵を見ると突然、以前に勉強したことを思い出した。私はすべてのものを失ったのではなかった」と語った。専門家は患者が病気になる前の日常に戻ることができる機会を与えることだけでも、患者と家族にはプラスの効果が生じるとみている。認知症を知った後に共有するものが減った家族に共通の話題ができるからだ。楽しみと疎通の根拠が用意されたのだ。

真の「心の福祉」は世代間、隣人間の断絶を破るところから出発する。光州(クァンジュ)広域市にある福祉館は昼間は60歳以上の会員が利用するが、平日の晩と週末には小学生と青少年・会社員で込み合う。2011年に福祉館を住民が誰でも利用できるよう開放したことで生じた変化だ。高齢者が利用するプログラムは午後4時には終わる。3階建て建物を空けておくより、住民に利用してもらおうという意見で一致した。さらに特技を持つ高齢者が講師となり、地域の青少年を教えることにした。土曜日にある小学生の漢字教室は引退した小学校の先生が、卓球教室は漢方薬店を経営する高齢者が講師を担当している。平日晩のヨガ・ダンス・ウクレレ授業には楽器を習う女子学生やダンスを習う会社員が高齢者と交わる。何度も顔を合わせるうちに障壁が消え始めた。1階にあるカフェは老若男女が交わる空間となった。ユ・ギョンスク事務局長は「ここの高齢者は表情も明るく、職員にも敬語を使い、礼儀正しい」とし「誰かが自分の話に耳を傾け、社会の一員として認められているという認識が変化をもたらしている」と述べた。
<文化が力だ>(5)3万ドル時代の生活の質…韓国、生存の福祉から心の福祉へ(上)

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