【グローバルアイ】安倍と浅田、欲を表した午年男女

【グローバルアイ】安倍と浅田、欲を表した午年男女

2014年01月04日09時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  男性は安倍晋三首相、女性はフィギュアスケート日本代表の浅田真央選手。朝日新聞は午年の2014年を開く1日付の新聞で、日本を代表する午年の有名人に2人を選んだ。コラムのタイトルとは関係ないが、ほとんど毎日テレビに登場する2人の顔を見ながら、どこか似た部分があると感じたことがある。浅田のファンには突然の妄言となるかもしれないが。

  1990年生まれの午年の浅田はソチオリンピック(五輪)開幕(2月7日)が迫る中、これまで隠してきた欲を表し始めた。「一番いい色のメダルを持って帰ってきたい」。先月25日、自分が演技する姿で機体を飾った日本航空(JAL)航空機の前に立った彼女の言葉だ。浅田は「全力を尽くしたい。(五輪で)いい笑顔で演技を終えられるようにしたい」と話しながらこのように語った。一部のメディアは「真央の金メダル宣言」と大騒ぎした。それもそのはず、今までの浅田は「より良い演技をしたい」「より高いところを目指したい」と話すにとどまってきた。気持ちは金メダルへの情熱で燃えていたが、内心を表さなかった。

  その彼女が公開的にメダルの色を口にした。最近の大会の全日本選手権で3位に終わった悔しさのためでもあった。自分自身へのムチであり、同じ年の同じ月に生まれたライバルであるキム・ヨナ選手に送る宣戦布告だ。2人が熱く競うソチの開幕をさらに期待させるという点で、浅田の“小さな挑発”はむしろ愉快だった。

  ほぼ同じ時期、浅田より36歳年上となる1954年午年生まれの安倍首相も、秘めていた内心を表出し始めた。執権1年を迎えた先月26日、奇襲的に靖国神社を参拝した。興奮した彼の表情を見ると、「いったい今までどのように我慢してきたのだろうか」という気がした。自制してきた平和憲法改正論も爆発させた。年末には「私が何のために政治家になったのか。改憲は私のライフワークだ。何としてもやり遂げたい」と言っていたが、年初には「改憲のための国民的な議論をさらに深めていくべきだ」「2020年には改憲済み」とペダルを踏んだ。執権1年が過ぎて自信がついたのか、言葉と行動にブレーキがかからない。安倍の挑発は浅田の愉快な挑発とは次元が違う。春からは集団的自衛権行使のための憲法解釈変更が本格化し、憲法改正の準備にも着手される。

  浅田を破ってチャンピオンの地位を守らなければならないキム・ヨナ選手ほど、韓国政府も宿題と負担が増えた。米国と日本の安保密着の中で、対米外交を通じて安倍の右傾化に一定の制約を加えられる外交実力が切実になった。日本の過ちを厳重に叱りながらも、一方では協力を模索しなければならない知恵も必要になった。キム・ヨナ選手と韓国政府がともに失敗なく後悔なく自分の実力を発揮する甲午年になることを祈る。

  ソ・スンウク東京特派員
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