<チャイナインサイト>中国マネー、ブレグジット後のロンドン不動産を狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.28 15:26
6月のブレグジット(英国の欧州連合離脱)後、英ポンドは31年ぶりの安値となった。英国企業の価値が下落し、ロンドンのビルが安く市場に出始めた。すると世界各国の投資家が英国に集まった。ここに中国が抜けるはずはない。普段から注目していた英国の不動産を買収している。ソウル江南(カンナム)と梨泰院(イテウォン)の高価不動産を次々と取得しているチャイナマネーもブレグジットのバタフライ効果という見方が出ている。
2016年6月23日。世界史の大きな軸が動いた。40年以上も一緒に歩んできた欧州連合(EU)に英国が離婚を通知した。ブレグジットの世論を主導したボリス・ジョンソン前ロンドン市長さえも全く予想できない結果だった。英ポンドは大幅に下落した。英国の経済と未来に対する悲観的な見方が続いた。