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【コラム】青瓦台の常識とメディアの常識(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.23 13:57
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今回のMERS事態を通じ、水準に及ばない青瓦台の実務陣の真の姿があらわれた。正常な消費活動を促す目的で朴大統領がソウルの東大門(トンデムン)市場を訪れたという事実を報道資料にして回しながら、青瓦台の広報チームは突然現れたアイドルスターに熱狂するかのように店主や通行人が大統領を熱烈に歓呼したように描写した。MERSで国全体が非常事態になった状況であることを考慮すれば、しらふで出すにはきまり悪い報道資料だった。それを見て共感する国民がいたとすれば朴大統領の支持率が史上最低の29%まで下がることもなかっただろう。古参のメディア出身者が広報首席と報道官である青瓦台で、どうしたらそんな資料が出てこられるのか本当に首をかしげるばかりだ。

政府は世論に押されてMERS拡散の震源地になった病院リストを公開し、サムスンソウル病院に対しても遅れて部分閉鎖の命令を出した。それが何か自慢する業績でもあるかのように青瓦台広報チームは2つとも大統領の直接・間接指示によるものだという文字メッセージを出入り記者に送った。民間人であるサムスンソウル病院長を大統領が叱責する時代錯誤的な場面を露骨に送り出したのも、MERS事態の渦中でも国会法改正案の不当性を記者たちに知らせる電話をこまめに回したのも、今の青瓦台広報チームだ。いくら窮しているからといっても前後は見回して仕事をしなければならない。

 
職業選択の自由がある以上、メディア出身者も青瓦台に職場を移すことはできる。職業が変われば境遇も変わることは仕方ないとはいえ、最低限のラインは守らなければならない。よくよく調べれば、これら全てが朴大統領の自業自得だ。人を見る目がなかったり、しっかりした人物を引き寄せる魅力がなかったり、熱心に選んだ人材をそばに置いても使い方を知らなかったりと、3つの中の1つだ。今月初め総選挙でトルコの有権者は政府与党の正義開発党(AKP)の単独過半数の牙城を崩してエルドアン大統領に痛恨の一撃を加えた。他人ごとではない。来年4月には韓国も総選挙だ。

ペ・ミョンボック論説委員・巡回特派員


【コラム】青瓦台の常識とメディアの常識(1)

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