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「大雪のため空港で2泊3日…段ボール敷いて仮眠」=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.25 08:06
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特に23日と24日の2日間だけで6700人の中国人観光客が済州に入った状態だった。上海から来たリリさん(34、女性)は「中国に帰るところなので宿舎も確保できず、ずっと空港で待った」とし「言葉も通じないので苦痛が大きかった」と話した。一部の中国人観光客は宿泊提供問題を要求して航空会社のカウンターを占拠し、椅子を投げたりもした。

コンビニののり巻きや牛乳などはすべて売り切れ、空港内の各飲食店には100メートルずつの行列ができた。空港のフードコートでアルバイトをするチャンさん(20)は「2時間以上待たなければ食事ができない状況」と伝えた。特に空港で待機した数千人が一斉に宿舎を確保しようとしたため、大きな混乱が生じた。タクシー料金は大きく上がった。個人タクシーの運転手パクさん(49)は「約100人ほどの客の一部を空港付近のサウナに乗せて行ったが、4キロの距離で3万ウォン(約3000円)を受けた」と話した。この日、タクシーや公共交通、済州道が提供した40台ほどのバスで、約5000人が市内の宿舎に向かった。空港の外に出るのをあきらめた約1000人は夜中に空港で寝ることになった。

 
最初の出勤を翌日に控えて済州空港に足止めを食ったキムさん(26)は「1年間ほど苦労してようやく就職できたが、初日から行けなくなり焦っている」とし「欠航証明書など書類はそろえたが、第一印象が悪くならないか心配」と語った。

23日に続いて24日にも済州に寒波注意報が出された。寒波注意報が出たのは2009年3月13日以来7年ぶり。漢拏山(ハルラサン)にはこの日午後9時まで135センチの雪が積もった。韓国空港公社は航空便の運航を正常化するため滑走路の除雪作業をしている。


「大雪のため空港で2泊3日…段ボール敷いて仮眠」=韓国(1)

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