＜韓国大統領選＞傷ついた安・文候補一本化（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.15 10:09
与党セヌリ党は「朴槿恵（パク・クネ）候補に勝つための政治工学的な野合」「旧態政治の典型」という非難を続けた。民主党関係者も「双方が“チキンゲーム（最後の瞬間に衝突を避ける方が負けるゲーム）”でもしているように映る」と話した。
状況は深刻だが、双方ともに今回の件が「交渉破棄」につながる可能性はほとんどないとみている。双方ともに交渉破棄の責任とその後の影響を乗り切るのが難しいからだ。
実際、政策連帯レベルで進行中の双方の経済福祉・統一外交安保政策協議は続いている。ユ報道官も「文候補側の可視的な措置があれば、いつでも協議に応じる準備ができている」と述べ、交渉テーブルに戻る余地を残した。
しかし文候補側の対応によっては協議中断期間が長引いたり、最悪の場合は破棄される可能性もある。この場合、結局、安候補と文候補がまた会って問題を解決することも予想される。
協議中断を聞いた文候補は「誤解があったのなら解けるように最善を尽くす」と述べた。「安哲秀譲歩論」については、「われわれの公式的な立場でもなく、そういう話は聞いたこともない」と話した。
＜韓国大統領選＞傷ついた安・文候補一本化（１）