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李明博大統領、6回目の謝罪文

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.25 08:52
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李明博大統領が24日、親戚・側近の不正で国民に対し謝罪文を発表した。「国民の皆様に大変心配をかけた」の部分で「大変心配」に赤丸がついている。
李明博(イ・ミョンバク)大統領が24日、実兄である李相得(イ・サンドク)前議員、そして金禧中(キム・ヒジュン)前大統領府第一付属室長ら親戚・側近の不正について国民に対し謝罪した。謝罪文を読む間に2回、頭を下げた。

この日の謝罪は李前議員が起訴される週末に行われるだろうという予想を破り突然、前倒しになった。李大統領は24日午後1時58分、大統領府会見場である春秋館に来る前1時15分ごろ、崔今洛(チェ・グムナク)大統領府広報首席に知らせた。

 
李大統領は直接書いた肉筆の原稿を取り出してゆっくり読んでいった。大統領は「昨今、私に近い周辺で、身内で芳しくないことが起き、国民の皆様に大変心配をかけた」と述べた。そして「もどかしくても検察の捜査結果を待つのが適当ではないだろうか考えてみたが、それより先に国民の皆様に私の率直な心情を明らかにするのが今この状況で私がすることができる最小限の道理だと判断して、この場に立った」と語った。引き続き「このようなことで国民の皆様に心配をかけた点、頭を下げて謝罪申し上げる」と頭を下げた。

李大統領はまもなく「最も私の近くでこういう、真に失望に耐えないことが起きたので考えるほど悲嘆に暮れており、とても頭を上げることはできない」として「しかし今になって誰かを恨むこともできない。すべて私の不始末だ。どんな叱責も甘んじて受け入れる」と述べた。

世界経済危機も取り上げ論じた。大統領は「慨嘆と自責だけしているには国内外の状況があまりにも緊迫して、懸念課題があまりにも厳しく重大だ」として、「考えるほどつらいことでも心機一転して一寸も揺れることなく、国政をしっかりつかみ仕事をすることが国民のためにできることでまた、私に任された任務を全うすることだと考える」と述べた。李大統領は「もう一度、国民の皆様に頭を下げて申し訳ないと謝罪する」と言って再び頭を下げて終えた。4分ほどの時間だ。

李大統領が親戚・側近不正と関連して謝罪したのは今回が2回目だ。今年2月、就任4周年記者会見で「本当に胸がぎゅっとつかえる。腹が立った時もあった。胸を叩いた時がある」と話した。これ以外に2008年ろうそくデモの時に2回、2009年世宗(セジョン)市修正案と2011年4月、東南圏新空港白紙化の時に1回ずつ謝罪した。今回が就任後6度目の謝罪というわけだ。

金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は1997年、息子ヒョンチョル氏が拘束収監されるとすぐに「息子の過ちはすなわち父の過ち」といって謝罪した。金大中(キム・デジュン)元大統領は2002年、三男の不正で大統領府報道官と大統領府秘書室長を通じて2回、間接的に謝罪し、同年6月には直接「頭を上げることはできない心情」と述べた。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領はしばしば「申し訳ない」と口にした。

民主統合党の朴用鎮報道官は「大統領選挙戦資金に対する自己告白がなかったし事実上、大統領府が主導した民間人不法査察に対する謝罪がなく、非常に失望」と批判した。

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