<ロッテ経営権紛争>手書き解任書が公開された日、辛東彬会長がL投資会社の代表取締役に登載(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.07 13:44
兄(辛東主)が父(辛格浩)の署名が入った「手書き解任書」を公開した日、弟(辛東彬)は静かに最大株主会社の代表になる法的手続きを終えた。
辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)が韓国ロッテの持ち株会社格のホテルロッテの株式72.7%を保有する日本の「L投資会社」の代表取締役となり、すでに登記まで終えたことが確認された。中央日報が6日に入手した日本法務省法務局の会社登記簿謄本によると、辛東彬会長は先月31日、L投資会社12カ所のうち10カ所の代表取締役に登載された。この日、法務局は中央日報に「残りの2カ所(L第3・L第6投資会社)も先月31日に登記修正を要請し、反映中」と明らかにした。したがって辛東彬会長は12カ所すべてを掌握したと推定される。従来の代表取締役は辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)ロッテグループ総括会長(94)と、専門経営者であり辛東彬会長を支持した佃孝之日本ロッテホールディングス社長(72)が会社別に分けて引き受けていた。