【コラム】誰のための英語なのか…韓国の英語「マンネリズム」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.04.15 15:06
それではこの英語は誰のためのものだろうかと疑問を感じる。言語は、コミュニケーションのための道具であって、相手がいてこそ意味を持つ。カフェの顧客は韓国人が圧倒的に多いから英語を使う相手を韓国人顧客に設定したのだろうか。駐韓外国人の中にはハングルを読める人もかなり多い。
結局、問題はそうやって使われる英語がコミュニケーションのためのものではなく、意味のない記号に過ぎないという点だ。相手がいない言語は、装飾の役割に過ぎない。一種のマンネリズムとも言える。さらに重要なのは、韓国の「英語マンネリズム」が何を反映するのか調べてみることだ。