【コラム】韓国創作ミュージカルがグローバル芸術に進む道(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.20 15:20
芸術があふれる世の中だ。大衆芸術と純粋芸術の区分もない。おかしな人たちの行為程度と考えてきた芸術が、私たちの生活の中に深々と入ってきた。筆者は個人的にミュージカルに関心がある。ドラマと音楽とダンスが結びついた魅力的な芸術であるからだ。このように多様な要素が総合されたジャンルであるため、それだけ需要層も多い。歌とダンスを中心にした大衆スターも登場し、主題曲が多くの人に愛されたりもする。芸術の大衆化でなく、大衆性と流行という流れに芸術という服を着せた特異な形態だ。
こうしたミュージカル界に創作ミュージカルブームが起きている。ほとんど輸入して公演したもので形成された市場規模が年間ほぼ3500億ウォン(約330億円)で、毎年10%ずつ成長するという。20-30%のロイヤルティーも問題だが、もう磨きあげた実力で創作ミュージカルに視線を向けるべき時であるようだ。EMKミュージカルカンパニーが創作ミュージカルを作り、ニューヨーク・ブロードウェー舞台に進出すると明らかにした。SMエンターテインメントもミュージカル市場に本格的に参入した。将来、創作ミュージカル制作で世界に向かって進む計画ということだ。世界に勝負をかけるほど自信がついたということだ。