2018年から電気自動車量産へ…現代車の未来がかかる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.29 11:33
2015年までに3万ドル台の普及型電気自動車モデルEを出す計画だ。これに対抗し、ドイツのBMWは今年5月ごろ最初の電気自動車「i3」を韓国を含む世界市場で出す。最低価格は欧州市場基準で3万5000ユーロ(約480万円)と、従来の輸入中型セダンと似た価格帯だ。エコカー購入補助金が支給される国の場合、実際の購入価格は3000万ウォン台に下がる可能性もある。電気自動車はもう未来の車ではなく、比較選択が可能な車になったという信号だ。
しかし世界電気自動車市場で現代車の存在感は薄い。普及初期段階の国内電気自動車市場でも先手を奪われた。昨年8月に済州道電気自動車普及事業で経験した敗北は、小さな規模とはいえダメージがあった。済州道が申請比率に合わせて道民に配分した160台のうち、ルノーサムスンのSM3 Z.Eが107台で圧倒的に多かった。起亜車レイは39台にすぎなかった。ルノーサムスン側は「未来の電気自動車市場の地図は今とは違う」と自信を見せている。