24日未明のドイツワールドカップ(W杯)韓国-スイス戦を見守った大韓民国の国民は腹が立ったはずだ。 審判判定が釈然としなかったからだ。 スイス選手のハンドの反則はそのまま流された。またスイス選手に副審がオフサイドフラッグを上げても、ホイッスルはなかった。 試合は0-2で終わり、大勢の人が納得できない試合だと感じたはずだ。 絶対に決勝トーナメントに行く、という念願が断たれた瞬間だった。
KBS(韓国放送公社)・SBS(ソウル放送)とともにこの試合を中継したMBC(文化放送)テレビの製作陣も、非常に興奮していたようだ。 李天秀(イ・チョンス)が涙を流す場面を映した後、画面には「サッカーは今日…死んだ」という字幕が流れた。 その後、インターネットポータルサイトには「MBCの短い字幕がサッカーファンの心情を代弁した」という内容のコメントが相次いだ。 「MBCが的を射た字幕1行でまたも株価を上げた」という称賛を惜しまないインターネット言論(?)もあった。